USBブートのUbuntu環境を作る。ための覚書

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 USBストレージにOSを入れておくと、現状走っているWindows環境を壊すことなく、複数のPC上でネイティブ環境のLinuxを使うことができます。

 今回出先と自宅で使いたかったので、USB-SSDにUbuntuを入れたのでその覚書です。

Ubuntuをダウンロード

Ubuntu Releases

 からDesktop imageのubuntu-24.04.1-desktop-amd64.isoファイルをダウンロードします。

 そこそこデカイのでしばらく待ちます。

Windowsで準備

 Bootable USBを準備する

 Rufusというソフトを使うことにします。起動用のUSBメモリを挿しソフトを起動させます。

 選択ボタンを押し、ダウンロードしたisoファイルを選択し、スタートボタンを押します。

 このようなアラートが出ますが、推奨とされているISOイメージモードで書き込みました。

 定番の注意が出てきた後に書き込みが開始され、しばらく待つと完了です。

USB-SSDを用意する

 USBメモリからの起動ではどうにも遅いと思ったので、今回はUSB-SSDを用意しました。

 と言っても家に転がっていた不要なSATA-SSDにSATA-SSD+USB変換器をつけただけのもので安上がりに済ませました。

インストールPCの準備

 ストレージを外したPCを用意します。どうやらインストール時に触らないとしてももともとWindosが入っていたディスクに対してブートローダーを書き換えてしまうことがあるらしいので。

 私は古い自作PCのストレージを全部はずし、インストール用のUSBメモリとUSB-SSDのみの構成でインストールを行いました。

インストール

 BIOSのブートメニューから、USBメモリから起動させインストールを開始します。あとは

【Ubuntu日和】 【第51回】Ubuntu24.04 LTSの新インストーラを徹底解説
 本連載の読者であれば、第50回を読んでUbuntu 24.04 LTSをインストールしたかもしれない。またPADで柴田さんの勇姿を見て、即座にインストールしたかもしれない。

 にある通りの手順でインストールが進みます。さほど時間がかからず終わります。

起動

  初回はインストールしたPCでの起動を確認。何も問題なく動きました。

 ということで今度はインストールに使ったPCではなく、手元のノートPCで起動させようとしましたが、いくらやってもBIOSに入れませんでした。

 これはどうやらWindowsが高速起動モードになっていて、しっかり落ちてなかったせいのようで、まずこれをOFFにしてやります。かなり深いところにあって、コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→電源オプション→電源ボタンの動作選択→現在利用可能ではない設定を変更します→高速スタートアップを有効にする をOFFにする必要があります。

 その後BIOS設定からUSBブートに設定し、加えてSecurebootをOFFにしてやることでめでたくインストールに使ったPC以外での動作を確認できましたWindows側のブートがセキュアでなく、また高速でもなくなってしまったのだと思いますが…。

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