anacondaなしで今度はUbuntu上でSpyder環境を作ることにします。Windosではこっち。
仮想環境を指定して、システムを汚さず使えるようにしていきます。
Spyderのインストール
ひとまず慌てず騒がずaptでインストールしてみます。
sudo apt install spyder
問題なくインストールできました。起動させると
ただやはりシステムのpythonのバージョンを引っ張ってきてそうです。今回は開発用に別途用意した仮想環境を使いたいので、ここを変更します。
この仮想環境はenv11という名前で、バージョンを少し落としたv3.11で作ってあります。
windowsの時と同じように、”設定“から”Pythonインタープリター“を選んで、Pythonインタープリターを”以下のPythonインタープリターを使う“を選び、仮想環境下にあるpythonを指定し、OKを押します。
その後再起動すると、
エラーが発生します。想定通りです。なのでエラーメッセージにあるようにこの仮想環境にspyder-kernelsを入れます。
仮想環境をactivateしたのちに、pipからバージョンを指定してインストールします。ここでちゃんとバージョン指定しないと残念なことになります。というか起動しません。
pip install spyder-kernels==2.5.*
その後起動させると、めでたくエラーも取れ、指定の環境のpythonバージョンで起動してくれました。
ただタイトルのバージョンとは違うんですけどね…。まぁいいか。
その後当該仮想環境で、opencvだのあれこれライブラリを追加した後に、Spyder上でそれらが無事動くことが確認できました。
余談
実は執筆当時(2024/11/4)spyderの最新バージョンは6です。残念ながらaptでインストールされたのは若干古い5でした。なのでpipでspyder-kernelsのバージョンを指定せず最新を入れちゃうと起動しなかったんだと思います。
sudo apt list
で確認してみるとやはり5系しかありません。
もちろんspyderのサイトにはバージョン6のlinux版もおいてありますので、そっちを入れればよかったのかもしれませんが、ひとまず5系でも困らなかったのでいったん5のまま使い続けるとします。
そのうちaptで6系も入れられるようになるでしょう。きっと。
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