OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II 壊れる

 しばらく放心状態になりましたが、愛用していたカメラが故障してしまいました。残念です。液晶ディスプレイがつかなくなりました。ただこのカメラマニュアルフォーカスレンズで遊ぶことがメインのカメラだったので、この際リアルオールドカメラ風に背面液晶に頼らない、オールドな使い方を続けています。

可動式液晶画面の弱点

 背面液晶は可動式です。ぱっかり開きます。可動域はそれほど広くはありませんが、下から見上げたような状況での撮影は便利でした。が、ある時から液晶を動かすと画面がブラックアウトする現象に何度か見舞われました。何度か動かすとまた着くのでだましだまし使っておりました。

 嫌な予感はしてました。そして嫌な予感通り二度と帰らぬ人になってしまいました。改めて液晶部と本体の接点を見ると、いわゆるフレキでつながっている様子が見えます。フレキシブルプリント基板というやつです。この配線がむき出しです。

 これは弱そうです。動かす試験は何回耐えたんだろう。この現象に見舞われた方はぜひ液晶は二度と稼働させないで使ってください。使い続けると同じように液晶が死んでしまうかもしれません。

 メカ的な動きを伴う画面の宿命だとは思いますが、これまで使ってきたカメラでこの可動部が原因と思わる故障で死んだのは初めてでした。もともと可動式液晶はあまり必要だと思っていなかったので、もう今後可動式液晶を持つカメラは買うもんかと強く思いました。

 修理も考えました。OLYMPUSのサイトを見ると、簡易見積もりで修理の値段は12000~とあります。おそらくこの接点だけの問題だと思うので、最安コースだとは思いますが、型落ちしてるし、中古価格も2万円台からあるし、修理するくらいならMk IIIか?と誘惑も多いので、ここは潔く使い続ける。という選択肢を取りました。

EVF万歳

 こいつにはEVF(電子ビューファインダー)がついています。こいつを覗くことでメニュー操作から、撮影画像のプレビューとか一通りの操作ができます。ほんとEVF付きでよかったと思いました。

 EVFでのメニュー操作への切り替えはボタン一発です。

 これを押すとこれまで背面液晶で見ていた画面がEVFの向こうに見えます。これがなかったら完全にあきらめでした。

 またHDMI経由でディスプレイへの接続も可能で、ディスプレイ上でメニュー操作ができます。正直覗いて設定し続けるのはつらいので、細かい設定はテレビにつないでやりました。

 ただ残念な点が1点。スマホとのWifi接続がカメラの背面液晶に写ったQRコードをスマホから読み取るという仕様。このQRコードはテレビには映ってくれませんでした。なんで?なんで?

 いろいろ手動での接続方法も探りましたが、接続はあきらめです。これまでもあまり使ってませんでしたが、使えないと思うとがぜん使いたくなってしまいます…。

 液晶が壊れる前にスマホにはつなげておきましょう…。

オールドカメラとして

 この見てくれにひかれて、オールドレンズをつけるために買ったカメラですが、使い方までオールドな感じになってしまいました。普段撮影後に写真を確認する所作が入りますが、それがなくなりました。昔の撮影はこうだったんだろうけどなぁ。

 外付けストロボ(FL-LM3)も買ってしまっているので、もう後には引けません。

 このストロボ。ポケットに突っ込んで置けるサイズでバウンスまでできるので、大変重宝しております。縦持ちでもバウンスできちゃいます。このサイズでここまでできるのはすごい。バッテリーを内蔵しておらず、カメラ側からの給電で、点灯までのチャージに時間はかかりますけどね…。

 これもくるくると首が回ります。バウンスの自由度が高いですが、よく考えたらこれもメカ的に無理してるかな…?大丈夫かな?

 撮影後の画像確認に難がありますが、パソコンにつなげた時のお楽しみとして今後も大切に使って行こうと思います。

カメラ
スポンサーリンク
キャンプ工学

コメント

タイトルとURLをコピーしました