カメラを乗せるためのあの三脚です。あの重たい一眼レフもしっかり支えてくれるそれを、たまにキャンプの時持って行くことがあります。星とか撮ると面白いです。カメラを乗せるだけではもったいないので、テーブルに仕立ててみようと思います。
と思って以前作ってみたものの、結構グラグラするし、100均一の板だったこともあって、コップの輪染みができたり、濡れたものはイマイチだし、朝露吸うしでイマイチ感たっぷりでした。再挑戦してみました。
三脚テーブル
以前作ってみたのがコレ
まぁ出来栄えは作った当初はぼちぼちかなと思っていましたが、板のバランスもあまりよくないし、グラグラするし残念ながらあまり実用的とは行きませんでした。
今回は水物ににも耐えられるように、そしてバランスがよい素材を探して試してみました。いつものようにダイソーをうろうろしながら素材を探してみました。見た目はイマイチですが実用性はそこそこのものが、200円と家にあるカメラ三脚用のパーツで何とかできました。
用意するもの
材料
ダイソーのトレイ 200円
三脚ネジ
ダイソーのトレイですが、100円でももちろん存在するのですが、さすがに安っぽいので、もう少し奮発(?)して少し質感がいいものを選びました。
Ecoな紙製トレーです。32x25cmだそうです。
そしてトレイの厚みですが、2.9mmです。まぁ行けるだろうと思って買ってきましたが、意外と三脚のネジの部分の高さが低く4.6mm。ギリギリ1.7mm飛び出す程度の計算です。結論ギリギリセーフでした。
三脚ネジですが、メス側がついていればなんでもよいと思います。極論すればカメラですらよいと思います。とはいえこんなのですかね。
買ったら400円してしまいます。
まぁこれくらい。との見方もあるかと思いますが、たまたま家にもあったのでこれを使用します。100均にもこれに類するパーツはあるかもしれません。おもちゃのような三脚を崩してもこんなパーツは出てきそうです。
今回は輪っかの方を使いました。ベースの台の方でもいいと思います。
必要となる工具
キリ
金ヤスリ(丸型)
これだけです。
作り方
トレイの中心を探します。これは簡単で、対角線を2本引いてその交点が中心となります。指で支えるとバランス取れたのでまぁ間違いじゃないでしょう。
その中心をキリでゴリゴリします。簡単に穴が空きます。
後は適当にヤスリでゴリゴリして穴の大きさを整えます。ねじがギリギリ通るくらいまで開けて後はネジで広げます。
作業としては以上です。後はこの穴に対して三脚ネジを通します。
想定通り、少ししかネジが頭を出しません。
それでも何とか締め付けるとそれなりにしっかり締まりました。むしろ外すとき手が痛くなるくらい。
完成
あっという間に完成です。いいサイズ感です。見た目のダサさ以外に問題はなさそうです。
雲台の形状から、三脚の中心からずれたところに中心が来ます。
バランスが悪そうに見えます。
ただこの加工をしているときに初めて気付きましたが、この三脚雲台が外れます。トレイが三脚の中心に来なくて嫌だなぁと思っていたのですが、雲台外して、三脚に直接くっつけることもできました。
こうすると三脚の中心にトレイの中心が来るので見た目も使い勝手もよくなりました。
しかもネジがだいぶ長めなので、安心してねじ止めできました。これであればもう少し厚手の板でも大丈夫そうです。
しっかり支えてくれそうです。
まとめ
今回材料費はトレイにかかった200円だけです。キリとヤスリさえあれば簡単に作れます。作業時間もせいぜい20分程度です。
上からしっかりねじ止めされているので、ぐらつきも少なく、安心感があります。縦横比、サイズ感もバランスよいです。
キャンプに三脚を持って行くのであれば合わせて入れておいてもいいかな。くらいの完成度にはなりました。別に三脚に付けないで普通にトレイとして使ってもよさそうですし。真ん中に穴開いてますけど。
天板のダサさだけ。何とかしたいです。
実はこんなパンチングの板を天板にしても悪くないのかもしれません。
パンチ径も、三脚ネジの径にちょうどよさそうです。これだと無加工で同じものができそうです。でもものが落ちたりしやすいかな…。
雲台外した後のネジはそれなりに長かったので、もう少し厚手の板で試してみてもいいのかなと思います。
テーブルの周りも装飾してみたいなぁ。また試そう。
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