タイムラプス動画が気に入っています。人はちゃかちゃか動いて周りの雲や風景がスーっと変わっていくそんな自然を撮ったタイムラプスが、見ていて楽しいです。キャンプに行けばそんな風景に出会うことは簡単。単純な動画撮影したものはまず見返しませんが、ダイジェストともいえるタイムラプスは見返す気にもなるし、人にも紹介しやすいです。
タイムラプス動画とは
複数の連続撮影した静止画をつなげて、時間を圧縮した動画に仕立てたものです。仕組みはそれだけです。見栄えが良い動画に仕立てるにはコツがいるかもしれませんが、単純な連続静止画でもそれなりに面白いです。作り方もそれほど難しくなく、連番静止画をとって後でつなげるだけです。スマホのアプリでもあるし、デジカメのメニューから作成できるものもあります。
キャンプ場とタイムラプス
タイムラプスの面白いところは、時間がかかる変化を高速で見ることができる点。日没の風景から日が暮れる風景や、暗くなってキャンプ場に明かりが灯って行く様子、あと頑張れば星が流れていく様子などを撮影することができます。
キャンプ場は、それらの風景が多くみられ、頑張って撮影しなくてもそれなりに気持ちの良い動画を作ることができます。あと面白かったのが、テント設営の様子とか、撤収の様子。アッという間にテントが張れていく様子をとることができます。
デジカメでの撮影のススメ
こういった被写体なので、基本的には広角のレンズで、広い範囲を撮影するのが望ましいです。スマホのカメラでも写りがいいし、広角でとれるものもあるので必要十分なのですが、自分はデジカメを使うことをお勧めします。理由はシンプルで、スマホを使うとタイムラプス撮影中にスマホが使えなくなるからです…。あとバッテリーの消耗も激しく、荷物の制約のあるキャンプの際はコンデジにタイムラプスを任せています。デジカメはバッテリー交換ができるので予備バッテリーを複数持っていれば複数泊のキャンプでも大丈夫。充電の手間もないです。
レンズやセンサの性能もスマホのそれに比べればいいので、特に夜間の撮影にはアドバンテージがあると思います。また最近のカメラであればインターバル撮影のメニュー (に加えタイムラプス撮影のメニュー)はあるのではないかと思います。(自分が持っているOLYMPUS OM-D E-M10 Mark II、PANASONIC GM1にはそのメニューがあります)
ただ自分は、キャンプという比較的乱暴に扱う環境に、お気に入りのデジカメ、特に一眼レフ(上記は厳密にはミラーレスですが…)を持っていく気になれません。夜露、朝露も心配です。なので型落ちしたコンデジを持って行っています。CanonのPowerShot S100です。
ただこのカメラはバカになってるので、レンズシャッターが閉まらないです。半目開いてます。まぁ乱暴に扱ったからしょうがない。子供と一緒に滑り台で滑ったらこうなりました。
バッテリーもサードパーティーのそれを予備で購入。
ただ、これにはインターバル撮影の機能はついていません。CHDKというツールを入れることで、裏技的にインターバル撮影が解放されます。これに関しては別途記載予定。
簡単な三脚付けて、インターバル撮影の設定をしといて、ひょいっとどこか見通しの良いところに置いておくだけ。ちょっとしたコツとしては、ホワイトバランスだけはAutoにしてると、シーン変化でがらっと色合いが変わるコマが出てしまうので、何かに固定しとくといいかもしれません。(とはいえ、あまり気にならないのでこの設定はしょっちゅう忘れますがね)
コンデジインターバル撮影だと、電池がなくなると勝手にレンズが引っ込んでいるので、遠くからでもお亡くなりになったことがわかります。手軽です。一眼レフ、スマホではできない、遠隔から気づけます。
上の写真の様に鈴(レンズの脇にぶら下がっているのがそれです)をひっかけておくと、レンズが引っ込むと鈴が落ちて終わったことを知らせてくれます。カメラが最後の力を振り絞ってレンズをしまってくれます。その時鈴が落ちます。鳴ります。そうなるとバッテリー交換です。まぁ気づけないことも多いですけどね。
まとめ
いったんここではキャンプ場という環境と、タイムラプスの相性の良さと、そこで使う機材(デジカメ)に関して紹介しました。インターバル撮影した静止画からの動画作成に関しては別途記載を考えています。(このCHDKを使ったS100のインターバル化に関しては、備忘録がてら別途記載をしようと思っています。)
もちろんデジカメをお勧めするものの、一番手軽なのはやはりスマホのタイムラプス機能なので、ぜひ一度、キャンプ場で試してみていただければと思います。(それこそ使わなくなったスマホを撮影専用機に仕立ててもよいかも)
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