ソロ焚火台について考える

キャンプ

 キャンプに焚火は欠かせない。そんな時に必要になる焚火台ですが、さてどんなものがよいのやら。

焚火

 別にキャンプの時に焚火をする必然はないです。が個人的にはキャンプの時に焚火は必須のイベントになっています。バイクで行くときは小さい焚火台を必ず持っていき、炭焼きで肉を軽く食した後、その残り火にそこいらで拾ってきた小枝を燃やして焚火にして楽しんでいます。

 何が楽しいんですかね?正直説明できないです。ぼーっと火を眺めてるだけで癒されます。ゆらゆら揺れる炎を眺めているだけで時間が過ぎてます。

 消えそうな火に枝を足したり、火吹き棒で火力を調整したり。そんな火の相手をしているのも楽しいです。なんでですかね。まったくもって不便なのに。「あっ消えそう、細いの足すか」とか、「そろそろこのぶっとい枝行けるかな」とかそんなことを考えながら火の前に座っているだけで楽しいです。

 こんな火を延々とぼーっと眺めているだけです。文章では伝わらないですよね。やってみないと。

 つわものは着火剤やライターを使わないようですが、個人的にはそこまでストイックにはなれていないです。タッパーに100均で買った炭と着火剤入れて持っていき、ゆるく焚火してます。

焚火台

 そんな焚火ですが、キャンプ場で地面への直火は禁止されているところが多いです。地面への負荷を低減させるために焚火台を使う必要があります。いわゆるローインパクトというやつです。炎の周りにいる生物にいいことはありません。木の根も損傷させます。そんな考えからです。

 なので通常焚火台を使います。地面から炎を浮かせます。いくらかマシです。それでも芝生の上では禁止、ないしブロックを置くことを必要とするキャンプ場もあります。

 そんな焚火台ですが、やはりバイクソロキャンパーにとってはかさばるグッズになってしまいます。極力小さいものを使いたいです。が利便性も損ないたくありません。悩ましいです。

ソロ焚火台の選定基準

 ソロキャンパーが焚火台に求める利便性とは何か?いろいろ使ってきた結果行き着いたのが以下の3点。言わずもがなですが、かっこいい。というのも大事な観点です。かっこよくないと使わなくなります。

小型軽量

 これは言わずもがなです。バイクに積載できるサイズである必要があります。そしてそんな焚火台は意外と多いです。選択肢は全く狭まりません。

薪が使える

 通常のファミリーキャンプサイズなら当たり前でしょうけど。ひと昔前はこれに関しては、小型軽量と完全にトレードオフだった気がします。薪使うにしても、台に収まらず、オノなりナタなりノコギリなりが必要で、事前準備が必要でした。最近だとフルサイズの薪が乗る軽量な焚火台がいろいろ出てきました。そんな中で目立つのが、メッシュタイプ。最近だとヒロシ先生が使っているピコグリルとその派生。

 実はこれら持っているわけではないです。いいなぁ~と眺めているだけで、手を出せていません。

移動が容易

 コレみんな気にしないのかなぁ。焚火なので煙が出ます。乾燥した枝や薪を使っていればそれほどでないかもしれませんが、燃えだす前やちょっと湿った枝など使おうもんなら煙がすごいです。そんな煙が風向き次第でテントにかかれば、寝床が煙臭くなります。自分にかかれば自分も臭くなります。家に帰って嫁さんに焚火臭いと言われます。動かしたくなります。

 またにわか雨が降ってくることもあります。そんな時ちょっと屋根の下に逃がしたくなります。子供と行くとその炎で花火したくなります。動かしたくなります。

 この3つの尺度で考えた結果、個人的お勧めは

ソト(SOTO) ミニ焚き火台 テトラ

 コレダントツで小さい。そして安い。かっこいい。移動に関しては素手では無理なので、100均で買ったスチールのお盆の上でやることになります。一回り大きいヘキサってタイプもあります。こちらなら一人焼肉くらいなら耐えられます。あと基本板なので、掃除がらくちんです。角や隙間が無いので肉焼いた後の油汚れも落としやすいです。残念ながら薪は無理です。小枝キャンパー向けです。

ピコグリル

参照:amazon

 こうやってみるとなんか貧相な感じですね…。フルサイズの薪でやりたいなら正直この一択な気がしています。メッシュタイプもよいのですが、何せかっちょいいです。使ったことないので移動の容易性が検証できませんが、いわゆる大きい炎を楽しみたいならこいつな気がします。キャンプ芸人として名をはせているヒロシ先生の使い込んだ感じもまたかっこいい。ただ結構いいお値段します。amazon眺めると類似品も多いです。自作するつわものもいるようです。今度真似してみようかな。

ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル ステンレスグリル[1~2人用]

参照:メーカーサイト

 仕様としては両者の間。中途半端ですが、組み立てが簡単で、そこそこコンパクト。卓上BBQも可能で、二人でキャンプするならコレ。二人焼肉くらいなら賄えます。汎用性が高いです。家族で行っても脇で燃やすのにはいいサイズです。結構丈夫なのですでに10年選手になっています。まったく壊れる気配はありません。薪はそのままでは無理です。ナタとノコギリが必須になります。あと燃えている最中でも素手で移動可能です。家族キャンプの花火の火種にもなってくれいます。

 いろいろレビュー記事読みながら個人的考えをまとめました。あぁ焚火したい。こればっかりは家じゃできないからなぁ…。

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