テントスカートの自作

キャンプ

 愛用のソロテントにはスカートがない。基本的に寒い時期にソロで出かけないのでさほど困っていませんでしたが、ちょっと風の強い日に出かけたら夜寒いのなんの。

 というわけで愛用の100均で購入したレジャーシートを裁断してテントスカートを作ってみました。ものの数十分でできるしおススメです。

スポンサーリンク

テントスカートとは

 テントのスカートとは、フライシートの足元に伸びる生地でフライシートと地面の間を埋めて、外気を遮断してくれるものです。冬キャンプをする方であれば必須のものだと思いますが、後付けは考慮されていません。

 我が家のファミリー用テントにはついています。

 通常の3シーズン用のものはついていません。そうたとえスノーピークでも。

 当然我が家のソロテントにもついていません。

 夏場は中で空気が回らず暑いかもしれません。正直冬キャンプはスカートがあっても寒いし、夏キャンプはスカートが無くても暑いのでイマイチ恩恵は感じにくいですが、絶大の効果があるとされています。

自作スカート

 さほど難しい事はないです。そう見てくれさえ気にしなければ…。

 まずはテントの外周の長さを測ります。愛用のBUNDOK ソロドームさんは6角形なのですが、後ろをペグダウンしないといけないので7つの辺に分かれます。

 スカートは裾が広くないと角で隙間が空いてしまうので、基本末広がりの台形で用意する必要があります。上辺がテントの1辺の長さに合うように裁断します。

 出来上がりはこんな感じ。

 一応隅をペグダウンできるように穴を開けておきます。ハトメは便利です。これまでこんな工具1回使ったら終わりだな。と思っていましたが意外と使いでがあります。キャンプグッズ自作には必須アイテムとなっています。

 径は12㎜です。これであればもともとシートについているハトメと径が合います。グランドシートや雨よけの自作にも重宝しました。

 これを7枚作成します。上辺の長ささえ合えばよいのでそれ以外は適当です。幅も下辺の長さも適当に裁断しました。あと実際使ってみて分かったのですが、微妙に長さの違うスカートが7枚。設置時にどの辺のものか全くわからなくなりました。なので入口用以外の6枚は事前に連結しておいた方がよいです。

 フライシートへの固定ですが、マグネット方式やマジックテープ方式当色々流儀があるようですが、既存のフライシートを傷つけず、頑丈なWクリップ方式を採用しました。最後まで悩んだのがゴムでテンションを張ってテントの骨に固定方式ですが、残念ながら隙間が空いてしまったので断念。クリップも100均です。ちなみにWクリップとはこんなやつです。

 固定するとこんな感じ。フライシートをペグダウンしてからクリップ止めする事になります。

 ダサい。しょうがない。

 こんな感じで全周に取り付けます。心もとないですがないよりマシだと思います。

 横からの雨の進入も防いでくれそうなので前室にものを詰め込んでも濡れる心配が少なくなりました。寝袋もかな。

まとめ

 まぁこのテントで冬キャンプ行くつもりはありませんが、クリップ含めても材料費200円だし、ぺらっぺらのシート使ったのでかさばらないし。ものの数十分で作れるし。持ってても損はないかなと思います。

 まだ冬キャンしてないので保温効果の威力のほどはわかりません。でも絶対ないよりましだと信じています。雨風にも強くなったハズです。まだ試せてませんが…。

追記

 試してやりました。11月の千葉キャンプ

 結論から言うと、このスカートのおかげかどうか知りませんが暑いくらいに中はぽかぽかでした。テントの中が結露しまくったので効果はあったのだと思います。

 が、1点残念だったのが…7枚作ったスカートがどこの辺のものなのかわからず、1枚ずつあてがって設置することになってしまったのはダサかったですね…。↑にも書きましたが事前に連結させておいた方がよいです。

キャンプ
スポンサーリンク
キャンプ工学

コメント

タイトルとURLをコピーしました