2020年最初のツーリングがこんな時期になってしまいました。2020年9月18日出発です。北海道で一人合流の3人旅です。関東から2人でフェリーで向かいます。北海道内で5泊6日、フェリーで2泊の予定で出発しました。まさか帰りにあんなことになるとは思いませんでしたが…。
1泊目はフェリーです。
準備
いやぁ今年もバイク調子が悪いのなんの。人もバイクもポンコツです。
メインのキーシリンダがグラグラで、ハンドルロックをかけようとキーを回しこむと戻ってこない…。焦りましたが、どうやら鍵の方がなめてるらしく、スペアキーにしたらひとまず動くようになりました。怖くてハンドルロックかけられません。
とはいえフェリーではバイクのハンドルロックは必須なので、恐る恐るロックをかけました。いやぁ動いてよかった。
と思ったら…今度は左のサイドミラーがグラグラになっています。ネジ山がなめてます。前日です。もうどうしようもありません。応急処置です。セメント系の接着剤で固定(写真の赤丸)し、タイラップで2点支えで落下防止です。
ツーリング中何とか持ちこたえてくれました。
無事帰って来れた今となってはいい思い出です。
持ってく荷物はこんな感じ。
いざ大洗港
日程は18日大洗発、苫小牧着の商船三井フェリーのさんふらわあです。大洗発が19時45分、苫小牧着が13時30分。所要時間は17時間45分だそうです。ちなみに帰りの方が時間がかかります。深夜便は同じ時間。なんでだろう…。関東から北海道にフェリーで行こうと思うとほぼこの一択です。(ほかにも新潟→小樽、仙台→苫小牧、青森→函館 等ありはしますが…。昔青森まで走ったなぁ…)
バイクペア(2台)で1台無料キャンペーンやっていて、バイク一台無料。1人あたり往復6万円程度でした。
乗船前に手続きや、バイクの積み込みがあるので、フェリー乗り場への集合時間は17時30分となっています。会社は午後休むしかありません。常磐道から北関東自動車道を使って水戸大洗ICに向かいます。
結構乗船待たされます。乗船を待っている列の中には、バイクだけでなく、自転車の方もいらっしゃいました。チャリンコで女性一人で向かう方もいらっしゃいました。たくましい。
今年は昨年に比べバイクの数が多かった気がします。そして若いライダーが多かった気がします。昨年は、その客層から、北海道ツーリングはおじさんの趣味になったのかなぁと思っていましたが、少し安心しました。
前述の通り船内ハンドルロックが必須です。そのうえで船に固定してくれます。
ひとたび船が動き出すとバイクに戻ってこられません。忘れ物が無いようにしないといけません。乗船グッズは出発時に別パックしておくことをお勧めします。ちなみに乗船パックにタオルと歯ブラシ、サンダルは不要です。なぜなら客室にあるから。
食事は自前で用意しようと思うと、夜、朝、昼の3食必要です。もちろん船内でも調達できますが、今回は乗船パックにすべて詰め込みました。まぁコンビニ飯ですけどね。
フェリー内
二人旅だったので、フェリーはリッチにスーペリア、オーシャンビューをとってやりました。こじんまりとした個室です。
くつろぎ切ってます。上記写真は二日目のそれです。
シャワー、トイレ、ちょっと効きの悪い冷蔵庫、エアコンがついてます。タオルやら歯ブラシ、ねまきにスリッパと至れり尽くせりです。タオルはここで調達したものをツーリング中に使い続けました。
テレビもありますが、海に出るとワンセグ、フルセグを行ったり来たりしてとても見にくいです。ただ船が進むにつれて番組が変わっていくのが面白いです。最初福島だと思ったら、仙台のネタになり、岩手、青森、北海道と番組、特にCMが変遷していくのが面白かったです。
携帯の電波も海に出るととぎれとぎれになります。陸が近いとつながります。
やはり個室はいいですね。周りを気にせずまったりできます。ちなみに部屋はカードキーです。
ちなみに昨年はオーシャンビューではない個室でした。確かに外が見られないと圧迫感はありましたが、まぁ正直別にオーシャン見られなくてもいいかな…。まぁ差額2000円だし気にしなくてもいいかな…。
船内には食堂、売店、大浴場もあります。給湯室もあります。カップ麺を持ってきとけばそれも食べられます。ゲームコーナーもあります。誰がやるんだろう?と思っていましたが意外と人が入ってます。
ビールの自動販売機もあります。ただし夜中は使えなくなります。
今回はコンビニおにぎりとカップ麺スタイルで晩御飯済ませました。冷蔵庫もあるのでおにぎりは翌朝まで持たせ朝食にしました。
船旅も悪くはありません。のんびり到着を待ちます。天気も良かったので船も揺れることなく、ぐっすり眠れました。これから先寝袋生活だと思うとしっかり寝ておかないといけません。
船上からの眺めも上々です。
気持ちいいです。
ペット同伴者のためのドッグランも完備されていました。
時間がかかるのはネックですが、船旅は船旅で楽しいです。気分が盛り上がります。次もやっぱりフェリーで行きたいですね。
詳しくは商船三井フェリーのホームページでいろいろ細かい情報が出てくると思います。
時間に余裕がない人はバイク陸送、本人飛行機というのが最短ルートです。札幌や千歳のバイク屋さんでバイクを引き上げれば、関東を出てその日中で走り出せます。お金はかかりますが、時間をお金で買う人はこっちですね。
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