2020年北海道ツーリング。2020年9月22日。五日目です。
羅臼温泉野営場へ向かいます。キャンプ場ではありません。野営場です。どんどんクマに近づいてきます。
出発
朝もイマイチぴりっとしない阿寒湖の天気。雨こそ降ってませんが、テントが乾くほどではない。
いつもの朝ごはんを頂いて、とっとと撤収準備です。
まぁどうせ今日また開くし湿ったままで格納します。
ルート
今回のルートは結構長めで、途中でいろいろ止まりました。全行程
忘れそうなので止まったところをメモしておきます。ツーリングのログを取っておかないと振り返りもままなりません。
これが前半部
津別峠展望施設
少し寄り道します。ココは初めて来ました。ちょっと変わった建物です。中はとてもきれいでした。新しそう。
道の傾斜も急で標高がそれなりに高く、寒くてダウンジャケットを中に着込みました。
どんよりとした雲とバイク3台。寒々しいです。
その急坂をチャリンコが1台上っていきます。女性です。そして展望施設に来ると展望台に上ることなく降りて行きました。上ることそれ自体が目的なのでしょう…。
眺めは…晴れてればたいそうよいでしょう。
はなこや(食事)
屈斜路湖脇を走っていると、のれんにでかでかと、「カニバーガー」の文字が。入ってみました。とはいえバーガーだけでなく、メニューはいろいろあり、どれもおいしそうで迷います。花モコ角煮(ぶたの角煮丼)をいただきました。どうやらその日のラストだったようです。結局カニバーガーは誰も食べませんでした。
硫黄山(アトサヌプリ)
バイクでも駐車料金取られそうだったので、写真だけ取ってあとずさりしました。
昔車で来たし、今回は良しとします。
摩周湖展望台
ここも何度か来ましたが、一応止まります。天気は全般的に良くなかったのですが、ここでは青空が見えました。霧の摩周湖とはなりませんでした。
広角レンズを使って撮影を試みるも、フォーサーズ9mmのレンズでは収まり切りませんでした。パノラマ撮影系のそれをする必要がありそうです。
ドローン飛ばして空撮している人がいました。ありなのかな?
ちなみに「霧の摩周湖」は歌の名前です。僕は霧の摩周湖をまだ見たことがありません。
摩周湖のあいす
給油と共にソフトクリームをいただきます。とはいえ僕は食べなかったのですが。友人二人はおいしそうに食べてました。
後半のルートです。
その後はやはり北海道らしい、中標津の真っすぐな道をひたすら進みキャンプ場を目指します。この縮尺で地図見てもホント真っすぐですね。途中休憩なし。
羅臼温泉野営場
途中スーパーに立ち寄り、いつもの食材とビールを購入。
今回のツーリング初の海沿いの道を走ります。やはり風が強い。途中途中羅臼オートキャンプ場のそばを通ります。こっちの方が広く、車の乗り入れもできそうですが、今回は知床よりに向かいます。
キャンプ場に入ります。結構人がいます。サイトは区画されているのであまり選択肢はありませんでした。
どうやら連泊されている方が多かったです。車中泊で食事だけサイト。という方が多かったです。
とっととテントの設営を済ませ、暗くなる前に風呂に向かいます。
熊の湯
キャンプ場目の前の無料天然露天風呂。この手の露天風呂は体洗ったりできないところもありますが、ここはむしろ石鹸持参で体洗ってから入るルール。一度忘れて取りに戻ってしまいました。
橋を渡ってお風呂へ向かいます。比較的立派な脱衣所もあります。洗面器も借りられます。寄付で成り立っているようです。寄付金箱があります。小銭を持ってくればよかった…。
常連さんが多い感じで、おっさん方がお風呂場トークをしてました。白濁の熱めのお湯でした。長湯はできません。やはりここも混んでいます。明日は平日ですよぉ~。
徒歩圏なので湯冷めの心配がないのもよいです。
本日およそ240kmの行程でした。疲れた。
キャンプ場情報
羅臼岳に登る方が野営する場所のようです。
キャンプガイドにクマさん出没アイコン。もちろんついてます。Don’t approach! 熊さんに言ってほしいです。
サイト一周電気柵で囲われていて、人間も森側には行けません。人が閉じ込められている側です。薪拾いに行けないのが残念です。小枝で焚火をする場合にはやや困難です。
ただうっそうとした森はそれはそれで神秘的です。確かにここまで深い森が目の前って状況は関東のキャンプ場ではあまりないかもしれません。入れませんが。できれば森が見える側でテントを張りたいところです。
バイクの乗り入れはできません。となるとやはり駐車場から近いサイトを選びたいところです。そして残念ながらバイクの駐車場は一番サイトから遠いところにあります。
炊事場、トイレ、特に問題ないです。きれいなもんです。
何せ風呂が無料なのもよいです。熊の湯は女湯はしっかり戸締りされて、外からも見えないようになってます。逆に言うと男湯は開放感たっぷりです。石鹸とシャンプーは必ず持っていきましょう。
ゴミは回収してくれます。熊が怖いので、夜の生ごみはひとまずゴミ収集エリアへ、朝ごはんは密閉してバイクのリアケースに収めておきました。ゴミ収集エリアの蓋もかなり頑丈で重たかったです。
ただ鹿はやってくるみたいです。僕は目撃してませんが、阿寒同様、夜中に草を食べにテント付近までやってきたようです。
星空
この夜はひたすら焚火ができました。天気が崩れることもなく一番良い夜だったかもしれません。
そして星がめちゃくちゃきれいに出てました。たぶんあそこまでの星空を見たのは初めてかもしれません。思わず長秒露光で写真を撮りましたが、星だらけで何が何やらわからないくらい。天の川と思しきものも見えました。
台風の進路は相変わらずです。考えてもしょうがない。
クマに襲われないように祈りながら就寝。
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